シンガポールと大麻・CBDの合法化/法律|死刑もありうる厳しい規制

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こんにちは、CANNABIS INSIGHT(カンナビスインサイト)です。

シンガポールでは、大麻に対する厳格な規制が敷かれており、違反者には厳しい罰則が科されています。政府は、大麻を含むすべての違法薬物を国の安全と社会の安定に対する重大な脅威とみなし、ゼロトレランス(厳格化・徹底的に排除する)の方針を維持しています。

今回はシンガポールの大麻規制、産業に関する情報をまとめましたので、ご紹介します。

目次

シンガポール:死刑もありうる厳しい大麻規制

シンガポールにおいて大麻の取引は非常に重い罪として扱われています。

シンガポールは薬物に対して非常に厳しい姿勢で臨んでおり、大麻も例外ではありません。例えば、大麻所持や使用には10年以下の懲役もしくは2万ドルの罰金、またはその両方が課せられます。特に、大麻の取引に関しては、その量に応じて死刑を含む厳罰が定められています。

  • 大麻を500グラム以上取引した場合、死刑が科される可能性があります。これは、シンガポール政府が違法薬物の流通を根絶しようとする強い意志の表れと言えるでしょう。
  • たとえ500グラムに達しない場合でも、330グラム以上の大麻取引には、20年以上30年以下の禁錮刑または終身刑、そして鞭打ち15打という重い刑罰が科されます。

鞭打ち刑:
シンガポールには、日本にはない鞭打ち刑が存在します。健康な50歳未満の男性に対して科される刑罰で、わいせつ事案、オーバーステイ、公共物への落書きなど、幅広い罪に規定されています。

大麻を取り締まる規制の変遷の一部

出来事、法律概要
1973年乱用薬物法(Misuse of Drugs Act 1973薬物使用を禁止している

日本人が渡航する際には注意が必要

日本からシンガポールに渡航する際には、大麻に関するシンガポールの厳格な法律に注意することが非常に重要です。CBDも所持しないように気をつける必要があります。

  • シンガポールでは、大麻の使用や所持は違法であり、いかなる量の大麻であっても、シンガポールに持ち込んだ場合は、厳しい罰則が科せられます。
  • シンガポールでは、違法薬物に関する法律には推定規定が多くあります。これは、例えば、スーツケースに大麻が隠されていた場合、持ち込んだ本人が知っていたとみなされ、「知らなかった」という主張は認められない可能性が高いことを意味します。
  • シンガポールでは、大麻を含む一定量以上の違法薬物の密輸入や取引等は、原則として死刑に処されます。
  • シンガポール永住権保持者は、シンガポール国民と同様に、シンガポール国外での違法薬物の使用も禁じられており、処罰の対象となるため、特に注意が必要です。

渡航前に大麻に関するシンガポールの法律を十分に理解し、違反行為を避けるようにしてください。またシンガポール永住権保持者は、シンガポール国民同様、シンガポール国外での違法薬物の使用も禁じられており、処罰の対象となるので注意が必要です。

渡航される際などは、ご自身で必ず最新の情報をお確かめください。

市場

シンガポールは大麻に関して非常に慎重な姿勢であるため、市場が存在していません。

ニュース・レポート

CANNABIS INSIGHTではシンガポールの大麻に関するニュースや情報を発信していきました。大きな動きはありませんが、これからの諸外国の動き次第では、状況が変わってくるかもしれません。引き続き、シンガポールの状況についてお伝えしていきます。

【他の地域の大麻の状況について知る】

参考記事・情報

※本記事は、日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はありません。
この記事の内容は、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。
法律に関する最新情報は各国の公式サイトをご確認ください。

編集者

赤木 孝臣のアバター 赤木 孝臣 CANNABI INSIGHT代表/編集長

2022年4月20日にCANNABIS INSIGHTを創刊。国内外の大麻・CBDニュースの発信や、国内有識者へのインタビュー、産業動向の解説などを行っている。CBD業界の情報発信として「CBD白書」「ASAラジオ」「大麻・CBDニュース総選挙」などの企画を運営。業界イベントへの登壇や取材活動も行い、日本のCBD・ヘンプ産業に関する情報発信とコミュニティ形成に取り組んでいる。さらに、CBD原料比較プラットフォーム「アサバンク」を開発し、原料サプライヤーと事業者をつなぐ業界インフラの構築を進めている。

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