オーストリアの最高行政裁判所は、THC含有量0.3%以下の乾燥大麻をたばこ税の対象とし、たばこ販売店でのみ販売可能とする判決を下した。これらの製品は、たばこ税の支払い義務に加えて、たばこ専売法の対象となり、たばこ販売店でのみ販売できることになる。
輸入業者は課税に異議を唱えたが、裁判所は「喫煙可能であり、実際喫煙用として使われることの多い製品であるため課税対象」と判断し、EU法にも違反しないとした。この判決により、たばこ販売店以外のショップやオンラインストアでの販売が禁止され、販売業者は対応を迫られる。また、たばこ税34%の適用により価格が上昇し、市場や消費者に影響を与える可能性がある。
今回の決定はオーストリア国内にとどまらず、他の欧州諸国にも影響を及ぼすとみられる。例えば、ベルギーではすでに同様の製品にたばこ税が課されている。
情報元:Oostenrijks hoogste rechter: per direct tabaksbelastingplicht voor rookbare cannabis met laag THC-gehalte (CANNABIS INDUSTRIE)
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