米大麻業界情報サイト「MJBizDaily」の報道によると、ハワイ州議会で審議されていた嗜好用大麻合法化法案が、下院で再び廃案となった。
下院の関連委員会が法案審議を行わないまま期限を迎えたことで、今回の法案は取り下げられる形となった。ハワイ州では、過去にも嗜好用大麻の合法化を目指す動きが何度か見られたが、法制化には至っていない。
ハワイでは毎年のように大麻合法化法案が提出される傾向にありますが、成立までは依然としてハードルが高い状況が続いているのが現状だ。支持派からは、医療目的のアクセスを増やすことや税収の増加や司法リソースの節約が期待できるとの声が上がる。
今後の展開としては、来年以降に再度法案が提出される可能性があるが、同州下院の動向や保守的な世論の影響も大きいため、引き続き難航が予想される。医療大麻はすでに合法となっているハワイ州だが、嗜好用に関しては今回も踏み出すことなく、同州の大麻規制議論は継続していく見通しだ。
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