フランスのCBD業界は、同国の食品環境労働衛生安全庁(ANSES)による新たな規制圧力に直面している。ANSESは、CBDに生殖毒性(受胎能力への影響や生殖器の機能への悪影響)がある疑いがあるとして、食品や化粧品への使用を禁止する可能性を示唆している。この判断は、一般的な小売製品よりもはるかに高用量である医薬品「エピディオレックス」のデータに基づいており、業界団体はこの点に強く反論している。
エピディオレックス(Epidiolex):
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CBD(カンナビジオール)を主成分とする医薬品で、難治性てんかんのレノックス・ガストー症候群(LGS)やドラベ症候群(DS)の治療を目的としています
CBD業界団体は、この動きに対して科学的データに基づき徹底的に争う姿勢を示している。フランスは欧州最大のCBD市場を有しているが、過去にもカンナベイプ事件や花穂の販売禁止(後に撤回)など、当局による規制の試みがあった。
今回のANSESの勧告を受け、欧州化学機関(ECHA)がCBDの安全性に関する評価を進めており、2026年8月までに分類に関する意見を示す予定である。このECHAの判断は、フランス国内で約7億ユーロ規模とされる市場や2万人の雇用だけでなく、EU全体のCBD規制にも大きな影響を与える可能性がある。業界側は、フランスでの10年間の安全な使用実績と、実際の消費レベルに基づくデータによって対抗する構えである。
情報源:French CBD Industry Under Attack From Food Regulators (Business of cannabis)
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