国連麻薬委員会(CND)が合成カンナビノイドの一種であるHHC(ヘキサハイドロカンナビノール)を、新たに大麻やメタンフェタミンと同じレベル(1971年の向精神薬に関する条約のスケジュールII)の規制下に置く方針を示したことがわかった。HHCは近年、グレーゾーンの製品として一部市場に出回っていたが、今回の動きにより、国際的な規制がさらに厳格化される見通しだ。
HHCは天然の大麻由来成分ではなく、化学的に改変された合成化合物とされる。合法的に購入できる地域や用途が限られる一方で、「大麻に近い精神作用がある」といった宣伝で人気を集めるケースもあった。しかし、専門家からは「安全性データが不足しており、誤った使用で健康被害を招く恐れがある」との声が上がっていた。
今回の国連による規制強化案が正式に発効すれば、製造や販売、輸出入において大麻やメタンフェタミンと同様の取締りを受けることになり、各国の法整備にも影響が及ぶ可能性が高い。HHCをめぐる議論は今後も続きそうで、ユーザーや業界関係者にとっては大きな転換点となりそうだ。
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