世論調査、イギリス国民の55%が大麻合法化・非犯罪化を支持

最新のYouGovの世論調査によると、英国民の55%が大麻の合法化・非犯罪化を支持していることが分かりました。

調査は2025年1月8~9日に実施され、大麻の合法化に対する意見を一般市民と議員に尋ねました。その結果、一般市民の45%が合法化を支持する一方で、議員では39%にとどまりました。しかし、非犯罪化や合法化を含めた改革全体では、国民の55%に対し議員は53%が支持しました。国民は2,533人、議員は106人が対象です。

医療用大麻については、一般市民の73%と議員の83%が医師による処方を認めるべきだと考えています。年齢層別に見ると、50歳未満では大麻改革への支持が高く、18~24歳では60%が、25~49歳では61%が支持しています。一方、50歳以上では、大麻は違法であるべきだとする意見が依然として高いです。

この調査は、2024年の総選挙後、議員が大麻に関する議論でどのように投票するかを初めて調査したものです。また、若年層を中心に大麻改革への支持が高まっていることが示されました。

情報元:Spanje op weg naar goedkeuring medicinale cannabis vóór zomer 2025 (INSPANJE.NL)

目次

先週の世界の大麻・CBDニュースをみる

1月26日(日)ドイツ、2024年時点で83件の大麻クラブを承認
1月27日(月)世論調査、イギリス国民の55%が大麻合法化・非犯罪化を支持
1月27日(月)国内のCBN利用実態調査結果が世界へ
1月28日(火)タイの大麻企業「Dr. CBD」がマレーシアで新規事業
1月29日(水)オーストラリア、医療用大麻市場が欧州を上回る勢い
1月29日(水)スペイン、2025年夏までに医療用大麻の規制緩和を承認する見込み
1月30日(木)大麻と脳機能に関する過去最大規模の研究結果が発表される
1月31日(金)カナダ大麻企業「オーロラ社」、ドイツで初の医療用大麻を収穫

編集者

CANNABIS INSIGHT代表/編集長
世界の大麻・CBDのビジネスや経済情報を調べています。

目次