マレーシア、医療用大麻製品の登録受付を開始

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マレーシアの保健省は、医療用大麻を含む製品の登録受付を開始した。

十分な科学的根拠を示せる場合、申請が可能であると発表した。ただし、関連法規の遵守が必須であり、既存の法律のもとで規制が行われる。

マレーシアでは、1952年制定の「危険薬物法(the Dangerous Drugs Act 1952)」および「毒物法」により、大麻とその派生物は「危険薬物(the Poisons Act 1952)」として厳しく規制されている。これらの法律は、医薬品や毒物、向精神薬、危険薬物の管理に加え、医療目的の大麻製品に関しても輸入・販売・供給・所持を規制している。

さらに、世界でも特に厳格な大麻関連の法律が存在し、マレーシアでは特定の大麻関連犯罪に対して死刑が科されることもある。そのため、医療用途に限られるとはいえ、大麻製品の登録受付が始まったことは、政策の大きな転換点といえる。保健省のこの発表は、医療用大麻の承認計画について質問した国会議員の問いに対する回答として示された。

参考文献:

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編集者

CANNABIS INSIGHT代表/編集長
世界の大麻・CBDのビジネスや経済情報を調べています。

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