カナダが大麻規制を大幅緩和、包装や栽培上限など見直しへ

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カナダ保健省は、国内の大麻産業を取り巻く課題に対応するため、規制を改定しました。この変更は「大麻法」や「大麻規制」「麻規制」に反映され、3月12日に官報で発表されました。カナダでは2018年に大麻が合法化され、規制の整備が現在進行形で進んでいます。

改定では、ライセンス、包装・ラベル、生産、記録管理、安全対策の5つの主要分野が見直されています。具体的には、プリロール(あらかじめ巻かれたジョイント)の1グラム制限が撤廃され、吸入用抽出物にはエチルアルコールを最大7.5グラムまで使用可能になりました。また、乾燥大麻や生の大麻、種子の包装に窓付き容器や多色デザインが認められ、ラベルにはQRコードや大きな容器でも剥がせるラベルが使用できるようになりました。

さらに研究者は非動物・非人体研究を行う際、30グラム以下の大麻を所持してもライセンス不要となり、小規模栽培業者の栽培面積上限が200平方メートルから800平方メートルに拡大、加工制限も600キログラムから2,400キログラムに引き上げられました。

一方で、未払い料金や収益報告未提出の事業者にはライセンス停止の措置が取られる可能性が明示されています。

この規制緩和によって、業界全体で約1,800万カナダドル(約12.5百万米ドル)のコンプライアンス費用と2,400万カナダドル以上の事務コスト削減が見込まれており、大麻産業の成長を後押しすることが期待されています。

参考文献:

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※本記事は、日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はありません。
この記事の内容は、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。
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編集者

赤木 孝臣のアバター 赤木 孝臣 CANNABI INSIGHT代表/編集長

2022年4月20日にCANNABIS INSIGHTを創刊。国内外の大麻・CBDニュースの発信や、国内有識者へのインタビュー、産業動向の解説などを行っている。CBD業界の情報発信として「CBD白書」「ASAラジオ」「大麻・CBDニュース総選挙」などの企画を運営。業界イベントへの登壇や取材活動も行い、日本のCBD・ヘンプ産業に関する情報発信とコミュニティ形成に取り組んでいる。さらに、CBD原料比較プラットフォーム「アサバンク」を開発し、原料サプライヤーと事業者をつなぐ業界インフラの構築を進めている。

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