医療用大麻298kgをドイツへ カナダ企業が輸出開始

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カナダの大麻関連企業 Herbal Dispatch(ハーバル・ディスパッチ) が、ドイツ向けの医療用大麻輸出を実施した。発表によると、同社は医療用大麻298kgの輸出を完了し、ドイツの医療用市場に向けて出荷したという。

今回の輸出は、同社にとって新たなルートを使った初の事例となった。製品はまずポルトガルのEU-GMP(欧州医薬品製造基準)認証を持つ加工施設へ送られ、同地で基準に沿った加工を行ったうえでドイツ市場へ供給される流れとなる。Herbal Dispatchは、このパートナーを通じた輸出を今後も継続し、複数回の追加出荷を見込んでいるとしている。

同社CEOのフィリップ・キャンベル氏は「最初の輸出を達成できたことは国際展開の重要な一歩だ」とし、ドイツについて「欧州で最大かつ最もダイナミックな医療用大麻市場」と位置付けた。ポルトガルでEU-GMP対応の加工を挟むことで、需要の大きいドイツ市場への供給を安定させ、継続的な収益機会につなげる考えを示している。

ドイツの医療用大麻市場は輸入量が急拡大している。ドイツ連邦医薬品医療機器研究所(BfArM)の統計では、2025年第3四半期に輸入された乾燥大麻花(および同等量)は5万6915kgに達し、前四半期比で増加、前年同期比でも大幅に伸びたとされる。需要拡大を背景に、欧州域内の供給網をどう確保するかが企業側の課題となっている。

Herbal Dispatchは今回の動きについて、ドイツ市場への継続供給に向けた“足がかり”と位置付ける。販売先の拡大だけでなく、EU圏内の加工拠点を活用した供給スキームは、今後の医療用大麻輸出ビジネスにおける一つのモデルとなる可能性がある。

参考記事:Herbal Dispatch announces 298 kg export destined for German market(StratCann)

※本記事は、日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はありません。
この記事の内容は、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。
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編集者

赤木 孝臣のアバター 赤木 孝臣 CANNABI INSIGHT代表/編集長

CANNABIS INSIGHT 編集長。2022年にメディアを立ち上げ、国内外のCBD・大麻産業を政治、経済、ビジネスという観点から取材・分析。日本国内のCBD市場調査レポート『CBD白書』の編集発行をはじめ、年間ニュースを俯瞰する企画『大麻・CBDニュース総選挙』を主宰・運営。CBDジャーニー、カナコン等の業界カンファレンスやコミュニティでの登壇・モデレーション、事業者向けの寄稿・解説を通じ、大麻・CBDについての社会的意義や経済可能性を調査しています。

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