2024年12月のカナダ全土における合法大麻(嗜好用・医療用含む)の小売売上高が、4億2,500万カナダドル(日本円で約425億円)を超えた可能性がある。前年同月比ではおよそ15%の伸びを示しており、年末商戦が大麻市場をさらに押し上げた形だ。
2018年10月に嗜好用大麻を合法化して以降、カナダ各州では大麻販売店の数が急増。都市部だけでなく地方にも店舗が進出し、今や多彩なフラワー製品からエディブル(食用大麻)、飲料など、幅広い商品ラインナップが選べるようになっている。この利便性の向上が売上の伸長に大きく寄与しているとみられており、専門家の間では「競合が増えることで消費者はより品質や価格が優れた商品を選べる」との見方が多い。
一方で、店舗数の急増が生む価格競争や、厳格化される規制への対応が事業者にとって大きな課題になっているのも事実だ。広告や販売手法に対する規制が一段と強化される可能性が高く、一部の中小店舗は利益の圧迫や差別化の難しさに苦しんでいるという。それでも合法市場が拡大することで、違法取引が減少する効果が期待できるため、多くの業界関係者は「今後も市場は拡大傾向を維持するだろう」と見込んでいる。
日本では大麻関連ビジネスの参入障壁が依然として高いが、海外ではこうした合法化の波と市場の成長が進んでいる。北米を中心に大麻産業の存在感が増すなか、カナダの動向は国内外の投資家や事業者にとって依然注目の的と言えそうだ。
参照記事:Canadian Cannabis Sales Soared in December – New Cannabis Ventures
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