カナダの大麻流通、合法品が8割到達 違法市場の縮小が鮮明に

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カナダの合法大麻市場が大きく前進している。業界メディアの報道によると、国内で流通する大麻のうち約80%が、州の卸売機関や認可小売店など「合法ディストリビューター」由来となり、違法流通からの置き換えが一段と進んだ。2018年の嗜好用合法化以降、価格の適正化や品揃えの拡充、実店舗の増加が段階的に進み、消費者の購買先が合法市場へ移っていることが背景にあるという。

違法市場の存在は依然として指摘されるものの、シェアは縮小傾向。合法市場の拡大は品質管理や成分表示、年齢確認の徹底など、消費者保護の観点でも一定の成果とみられる。一方で、卸・小売の利益圧迫や州ごとの制度差、過剰在庫・事業再編など業界の課題は残っており、税制や規制の最適化に向けた議論も続きそうだ。

今回のデータは、カナダ政府が掲げた「違法市場からの移行」を政策目標のひとつとしてきた流れと合致する。市場の成熟が進むなか、消費者の合法チャネルへの定着をどこまで維持できるかが、今後の焦点となる。

参考記事:Overwhelming Majority (80%) of Canadian Cannabis Now Sourced from Legal Distributors in Major Turnaround(Business of Cannabis)

※本記事は、日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はありません。
この記事の内容は、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。
法律に関する最新情報は各国の公式サイトをご確認ください。

編集者

赤木 孝臣のアバター 赤木 孝臣 CANNABI INSIGHT代表/編集長

2022年4月20日にCANNABIS INSIGHTを創刊。国内外の大麻・CBDニュースの発信や、国内有識者へのインタビュー、産業動向の解説などを行っている。CBD業界の情報発信として「CBD白書」「ASAラジオ」「大麻・CBDニュース総選挙」などの企画を運営。業界イベントへの登壇や取材活動も行い、日本のCBD・ヘンプ産業に関する情報発信とコミュニティ形成に取り組んでいる。さらに、CBD原料比較プラットフォーム「アサバンク」を開発し、原料サプライヤーと事業者をつなぐ業界インフラの構築を進めている。

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