南アフリカ・ステレンボッシュ大学の研究者チームが、大麻の葉に「これまで確認例の少ない化学成分」が含まれていることを明らかにした。研究は『Journal of Chromatography A』に掲載され、花穂と葉を対象に“包括的二次元液体クロマトグラフィー×高分解能質量分析(HILIC×RP-LC-HR-MS)”でフェノール系化合物を精査。フラボン類や(ヒドロキシ)桂皮酸誘導体など計79種を同定したほか、一部品種の葉抽出物から“フラボアルカロイド”と呼ばれる比較的まれで化学的に興味深い化合物群を初めて大麻で検出したという。研究者は「大麻葉は栽培現場で廃棄されがちだが、医療研究の観点から有用な非カンナビノイド系フェノールを豊富に含む」として、葉の利活用可能性に言及している。分析手法の最適化によりピークキャパシティ3000超の分離性能を達成し、品種間でC-配糖化フラボンなどの差異も示された。大麻の“葉”に焦点を当てた今回の成果は、非カンナビノイド成分の理解と産業利用の拡大に向けた新たな手がかりとなりそうだ。
南アフリカ、大麻の葉に希少化合物を発見 医療・産業活用に新たな可能性

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