スロベニアでついに嗜好用大麻をめぐる本格的な立法プロセスが動き出した。与党「自由運動」と左派「レヴィツァ」の議員が共同で提出した新法案は、21年の国民投票で示された「個人使用容認」の民意を反映。成人に “1人4株(世帯6株)” までの自家栽培と、家庭内最大150 g(公共の場では7 g)までの所持を認める内容だ。商業販売は対象外となるものの、非営利目的での少量シェアは合法化され、運転時のTHC閾値や職場での薬物検査禁止など、細かなルールも盛り込まれている。法案は今後、野党・社会民主党を含む追加協議とパブリックコメントを経て修正される見通しだが、成立すればスロベニアはマルタ、ルクセンブルク、ドイツに続くEU4番目の“自家栽培・所持容認国”となる。今回の動きは、欧州各国で広がる「販売を伴わない段階的合法化」モデルの一例として注目される。
参考記事:Slovenia Takes Steps Toward Cannabis Legalisation(Business of Cannabis)


