チェコ上院が刑法など関連法改正案を可決し、2026年1月1日から成人1人あたり「自家栽培3株・乾燥大麻100グラムまで」を合法とする歴史的転換が行われる予定だ。採決結果は賛成47、反対0、出席62。これによりチェコはEU域内でドイツ、マルタに次ぎ、嗜好用大麻の合法化を明文化する国となる。
最初に快挙を伝えたのは、チェコの大麻専門誌『Magazin Konopí』編集者ルカシュ・フルト氏が6日付で LinkedIn に投稿した次の歓喜のメッセージだ。
投稿の通り、上院は刑法(40/2009)、刑事訴訟法(141/1961)などを改正し、“個人栽培・所持の非犯罪化”を確定させた。商業販売は当面見送り、非営利の「カンナビスクラブ」を通じた共同栽培・分配モデルが導入される見通しだ。
財務省は、違法市場が握ってきた年7億ユーロ規模の需要の半分以上が規制下へ移ると試算。税収増や雇用創出に加え、治安コストの削減も期待される。保守系議員からは「監督が甘ければ横流しが続く」と懸念する声も残るが、施行までの18か月で細則を詰める方針。
フルト氏は再度 LinkedIn を更新し「中央ヨーロッパで70年続いた禁止政策に終止符が打たれた。次は周辺国に波及する番だ」とコメント。チェコ発の“グリーン・ウェーブ”が欧州大麻政策の次章を開く。


