妊娠中の大麻使用について、米専門家が胎児発達リスクに警鐘

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米CNNが報じたところによると、米産科婦人科学会(ACOG)や小児科学会(AAP)の専門家は「妊娠中に安全といえる大麻の使用量は存在しない」と改めて警告を発した。近年、つわり軽減や不安解消を目的に大麻(THC)やCBDを摂取する妊婦が増加しており、連邦機関の推計では妊婦のおよそ3〜7%が使用経験を持つとされる。

専門家によれば、THCは胎盤を通じて胎児の脳へ到達し、神経発達や免疫機能に悪影響を及ぼす可能性がある。最新の縦断研究では、出生後の低体重や早産リスクの上昇、幼児期以降の注意欠陥・多動症(ADHD)様症状、認知機能の低下なども指摘された。合法州で「天然成分だから安全」と誤認し、高濃度THC製品を選ぶケースが増えているが、専門家は「処方薬に不安がある場合でも、自己判断で大麻を使うのではなく必ず医師に相談してほしい」と呼び掛けている。

参考記事:Marijuana is extremely dangerous to the fetus in the womb, study finds(CNN)

※本記事は、日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はありません。
この記事の内容は、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。
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編集者

赤木 孝臣のアバター 赤木 孝臣 CANNABI INSIGHT代表/編集長

2022年4月20日にCANNABIS INSIGHTを創刊。国内外の大麻・CBDニュースの発信や、国内有識者へのインタビュー、産業動向の解説などを行っている。CBD業界の情報発信として「CBD白書」「ASAラジオ」「大麻・CBDニュース総選挙」などの企画を運営。業界イベントへの登壇や取材活動も行い、日本のCBD・ヘンプ産業に関する情報発信とコミュニティ形成に取り組んでいる。さらに、CBD原料比較プラットフォーム「アサバンク」を開発し、原料サプライヤーと事業者をつなぐ業界インフラの構築を進めている。

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