カナダ、Uber Eatsで大麻の配達が開始

フードデリバリーサービスの「Uber Eats」と大麻のオンラインマーケットプレイスの「Leafly」の提携により、10月17日(月)からカナダのトロントでUber Eatsのメニューに「大麻」が追加され、大麻製品を直接配達してもらえるようになりました。大手のフードデリバリーサービスで大麻の配達が可能になるのは世界で初めてのことで、カナダをはじめ、世界の大麻市場に大きな影響を与えるとされています。

今回の提携に対してLeaflyのCEOであるYoko Miyashita氏は「Uber Eatsと協力して、安全で合法的な大麻の提供を支援することにワクワクしている」とコメントしています。

この取り組みはオンタリオ州の違法大麻市場を縮小させることと、大麻使用者が車を運転するという社会課題を解決し、飲酒運転の減少や交通安全の向上に貢献することが期待されています。

今回のニュースはカナダ合法化4周年にあたる2022年10月17日に発表されました。4年前の2018年10月17日に大麻が合法化され、様々なビジネス・取り組みがうまれてきました。現在、カナダは大麻取締法の見直しを実施しており、今後のカナダの大麻に対する規制に注目です。

※本記事は、日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はありません。
この記事の内容は、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。
法律に関する最新情報は各国の公式サイトをご確認ください。

編集者

CANNABIS INSIGHT代表/編集長
世界の大麻・CBDのビジネスや経済情報を調べています。

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