日本で人気の海外CBDブランドを紹介

こんにちは、大麻・CBDのビジネス、経済メディア「CANNABIS INSIGHT」です。

近年、CBD業界は急成長を遂げており、世界中で注目を集めています。日本市場でも、多くの企業がCBD製品を展開し、さまざまなブランドが登場しています。今回は、その中でも特に注目すべき海外のCBDブランド5社について、設立年や経営者、従業員数などの基本情報を整理して紹介します。

目次

5社の概要

会社名設立年日本法人設立年経営者従業員数
Naturecan(ネイチャーカン)2019年2020年アンディ・ダックワース
ポール・フィネガン
51~200人
Elixinol(エリクシノール)2014年2016年ポール・ベンハイム (グローバル)
松丸 誠 (日本法人)
51~200人
ENDOCA(エンドカ)2011年2020年ヘンリー・ヴィンセンティ51~200人
Astrasana(アストラサナ)2022年2023年Yves Antoniazzi(イヴ・アントニアッツィ)11~50人
CBDfx2014年2018年アリ・エスマイリ
ジェイムソン・ロジャース
100人以上

Naturecan(ネイチャーカン)

  • 設立年: 2019年
  • 日本法人設立年: 2020年
  • 経営者: アンディ・ダックワース、ポール・フィネガン
  • 従業員数: 51~200人(LinkedInより)

▶︎ 会社HP

特徴

  • 2019年設立のグローバルウェルネスブランド
  • THCゼロのブロードスペクトラムCBDを使用
  • オイル、バーム、カプセルなど幅広いCBD製品を提供

2019年設立のグローバルウェルネスブランドで、米国産オーガニックヘンプ由来のTHCゼロCBD製品とサプリメントを提供しています。オイル、バーム、カプセルなど幅広い製品ラインナップになっており、日本国内のCBD市場でも高い認知度を誇っています。CEOのアンディ・ダックワース氏は元マイプロテインの社長でもあることから経営陣の実績の十分にある企業でしょう。

ネイチャーカン商品

画像出典元 – CBDオイル

Elixinol(エリクシノール)

  • 設立年: 2014年
  • 日本法人設立年: 2016年
  • 経営者: ポール・ベンハイム(グローバル)、松丸 誠(日本法人)
  • 従業員数: 51~200人(LinkedInより)

▶︎ 会社HP

特徴

  • 現在40カ国以上で展開するCBD専門企業
  • 2016年に日本法人設立、日本人向け製品開発に注力
  • 25年にわたる会社の歴史

米国発のCBD専門グローバル企業です。日本では2016年に進出し、日本人向け製品を展開し、環境に優しいヘンプからのCBD抽出とサステナビリティに注力しています。高級百貨店での取り扱いやメディア露出で認知度向上を行なっており、「CBD製品のファーストタッチ」を目指します。

Elixinol(エリクシノール)の商品

画像出典元 – PRODUCT

ENDOCA(エンドカ)

  • 設立年: 2011年
  • 日本法人設立年: 2020年
  • 経営者: ヘンリー・ヴィンセンティ
  • 従業員数: 51~200人(LinkedInより)

▶︎ 会社HP

特徴

  • 北欧の気候を活かした高品質オーガニックCBD製品
  • CO2超臨界抽出法でCBDを抽出
  • 日本向けにTHC FREE製品のみを出荷

北欧の自然を活かした高品質オーガニックCBD製品ブランドです。CO2超臨界抽出法による独自のCBDオイル製造が特徴で、日本向けはTHC除去済み製品のみ提供しています。第三者機関による品質検査や国際的専門家との共同研究を実施して、1000種以上のヘンプ種子を保有し、マイナーカンナビノイド研究にも注力します。

ENDOCA(エンドカ)の商品

画像出典元 – 商品一覧

CBDfx

  • 設立年: 2014年
  • 日本法人設立年: 2018年
  • 経営者: アリ・エスマイリ、ジェイムソン・ロジャース
  • 従業員数: 100人以上

▶︎ 会社HP

特徴

  • 米国CBD企業、21カ国で販売
  • 有機栽培、非遺伝子組み換えのヘンプを使用

米国設立の高品質CBD製品ブランドです。21カ国25,000以上の販売拠点を持つ。チンキ剤からグミまで幅広い製品展開しており、日本国内でも人気のブランドでCBDショップでの取り扱いも多く見られます。

CBDfxの商品

画像出典元 – 商品

Astrasana(アストラサナ)

  • 設立年: 2022年
  • 日本法人設立年: 2023年
  • 経営者: イヴ・アントニアッツィ(Yves Antoniazzi)
  • 従業員数: 11~50人(LinkedInより)

▶︎ 会社HP

特徴

  • スイスを拠点とするグローバルヘンプ関連企業
  • 医療用大麻、ウェルネス、ヘルスケア市場で事業展開

スイス拠点のアストラサナ・グループが2023年に日本法人を立ち上げました。日本の法規制に準拠した原料を提供しており、医療用大麻からウェルネス、ヘルスケアまで幅広く展開しています。

まとめ

今後、日本国内のCBD業界は規制が厳しくなることで、NaturecanやElixinolをはじめとする海外の資本力がある企業がさらに台頭してくると考えれます。各社は、品質の高い製品を提供しつつ、法規制に準拠した製品開発や、環境への配慮など様々な観点でレベルの高い企業になることからこれからも国内での動向に注目が集まります。

※本記事は、日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はありません。
この記事の内容は、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。
法律に関する最新情報は各国の公式サイトをご確認ください。

編集者

CANNABIS INSIGHT代表/編集長
世界の大麻・CBDのビジネスや経済情報を調べています。

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