2024年第3四半期のドイツにおける医療用および医療科学用大麻の輸入量が、前年同期比140%増の20.1トンに達しました。カナダが主要輸出国であり、第3四半期の輸出量は72%増の8098kg、年間ではすでに昨年を超える19,201kgに達しています。
ポルトガルやデンマークからの輸入も急増しており、ポルトガルは前年の倍となる7803kg、デンマークは4222kgに達しました。一方、オランダの輸出は大幅に減少しており、今年の輸出量は昨年の半分以下の1227kgに留まっています。
ドイツ国内では、遠隔医療や電子処方箋の導入により、患者へのアクセスが大幅に拡大しました。2024年10月の新規患者数は3月の15倍に上り、デジタル化されたプラットフォームを利用する患者数が急増しています。輸入量の2.5倍の成長を支えながら、供給不足を回避できた点は産業の重要な成功例とされています。
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